自宅でボイトレをするときの練習方法 -問題点と工夫- えっ?専用器具?

ボイトレ練習

今回は僕の経験を含めて自宅でボイトレをする場合の工夫や、気をつけておきたいことを書いてみます。

練習場所については以下の記事も参考にしてください。

歌の練習場所は自宅かカラオケボックスか?ヒトカラ?
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自宅での問題点

自宅で練習する場合、最も大きな問題は「騒音」です。

あまり密集していない地域で十分な広さの家に住んでいれば気にする必要はありませんが、人口比率からして密集した地域でマンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる人のほうが圧倒的に多いと思います。

騒音を気にして練習すると十分な声量を出すことができず、カラオケなどで実際に歌うと「あれ?家ではできていたのに。。」とボイトレの成果が出せないことも多いと思います。

自宅でボイトレする場合には大きく以下のような工夫が必要です。

  • 音量が出ない練習をする
  • 音量を抑える

どのような練習の工夫があるのかを説明します。

音量が出ないボイトレ

そもそも音量が出ない練習のみを行えば近所迷惑になることはありません。具体的には以下のような練習があります。

  • 裏声での練習
  • メロディーや歌詞を覚える練習
  • 響きの練習

自宅では音量を抑えてもできる練習を行い、それを活かしてカラオケボックスでは十分な声量で練習するような工夫が必要です。

裏声での練習

ここでいう裏声はファルセットです。ファルセットだとそもそも音量が出ません。普通の喋り声のほうが声量があるので、全く近所迷惑になりません。

「ファルセットを練習して意味があるの?」と思われるかもしれませんが、ファルセットを正しく出せなければ、普通の歌もミックスボイスも上達しません。

ファルセットを練習することの効果は以下のものがあります。

  • ファルセットを歌に使用することで表現力がアップする
  • ファルセットは高音発声に不可欠な輪状甲状筋を鍛えることができる
  • ミックスボイスは今まで出なかった音域を出せるが、ファルセットで今まで出していない音域のコントロールを学ぶことができる

ファルセットの練習は上記の効果が期待できるので、自宅ではファルセットの練習を行いましょう!

具体的な練習方法は以下の記事に書いています。

高音ボイトレ 練習編(裏声の強化、出し方も)
前回の「高音ボイトレ 理論編(ミックスボイス)」では、地声の高音を伸ばしていくミックスボイスとは何なのかを説明しました。 今回は、練習編として、どのような練習が必要なのかを書きたいと思います。 以前の「高音ボイトレ 導入編」の記...

メロディーや歌詞を覚える

新曲など歌い慣れていない曲を歌うためには、メロディーやある程度歌詞を覚えることが必要です。

当たり前と言えば当たり前なんですが、このような練習は自宅で行い、お金のかかるカラオケボックスなどでは声量が必要な練習をしましょう。

また、洋楽を歌いたい人は歌詞をある程度覚えてスムーズに口が回るようにしておかないと、実際の歌ではなかなか歌えません。せっかくいい声をしていても口が回ってないと恥ずかしいですよね。

響きの練習

カラオケなどでいくら高音が出ても綺麗で深みのある響いた声でないと意味がありません。歌っている本人が気持ちよく歌っていても、聞かされているほうは苦行でしかありません(笑)。

ミックスボイスも響きが重要ですが、ミックスボイスだけに限りません。そもそも地声で響かせることができなければ、ミックスボイスも全く響きません

響かせるだけであれば別に大音量で練習しなくてもできます。高音でガンガン響かせるのも必要ですが、どちらかというと低音域で囁くようなときに響いていると歌がうまく聞こえます。

響かせるために必要なのは体の中の空洞です。喉や口の中の空洞を大きくしたり、喉や口の周辺の筋肉を動かすことで声を肺や鼻腔や頭部に導いて共鳴させます。

自宅では音量が小さめの響きを練習しましょう。地声で構いません。無理に高音で練習するのではなく、喉に余計な力が入らずリラックスして出せる音域で練習します。高音のミックスボイスや力強い声にもその響きの成果がつながっていきます。

まだ響きの練習については記事にしていないので今後書きたいんですが、感覚的な話になったりするので、記事にするのが結構難しいんですよね(笑)。

音量を抑える方法

自宅で音量を抑えての練習ばかりだと飽きてしまったり、カラオケボックスなどになかなか行けなかったりすると本来の声量での練習ができませんよね。

自宅でも外に漏れる音量をできるだけ抑える方法は以下のものがあります。

  • 布団に潜る
  • タオルを口に当てる
  • 防音室を作る
  • 専用の器具を使用する

布団に潜る

布団に潜った状態で発声すれば、布団が防音材となり、かなりの音量が抑えられます。

効果は高いと思いますが、いくつかデメリットがあります。

  • 立った状態で歌えない、身動きしにくい
  • 音源も布団に入れないといけない

まぁ、練習するには不便です。僕もやってません(笑)。布団の埃には気をつけてください。

タオルを口に当てる

これは僕もたまにします。口と鼻に折り畳んだタオルを当てるだけです。

タオルが防音材となって相当な音量が抑えられます。いくら体で共鳴していても声の出口は口と鼻です。そこさえタオルで抑えれば大きな声にはなりません。

デメリットとしては以下のものがあります。

  • 息苦しい
  • ブレスが取りにくい

タオルを口と鼻に当てているので当たり前ですね。メロディーを歌わずに発声のみの練習に適しています。

ただ、先ほどの布団と比べれば自由度が高いのでおすすめです。これもタオルの繊維を吸い込まないように気をつけてください。

防音室を作る

究極は防音室を作るですね。

実際に作るとなると相当な費用がかかりますし、物理的に設置が難しいと思うので、有料系の練習場所で練習したほうがいいですね。

DIYで防音室を作っているツワモノもいらっしゃるようですが、僕は試そうと思いません(笑)。DIYが趣味の方は楽しみながら作れるので試してもいいんじゃないでしょうか。

専用の器具を使用する

世の中、面白いものが売られてるんですね(笑)。見つけました。

口に当てて使用するようです。

構造上、息はできるのでタオルよりは使いやすそうです。

ストレス発散のための大声や、カラオケに適しているようなので、気になる方は確認して見てください。

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まとめ

自宅でボイトレを行う場合、騒音が問題となります。

自宅ではファルセットや響きなどの音量を抑えた練習に限定し、音量が必要な練習はカラオケボックスで行うなどの工夫が必要です。

また、自宅でもタオルや専用器具を使用することで、音量の大きい発声を行っても近所迷惑にならずボイトレに集中することもできます。

 

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