ハーモニカの種類と違い【初心者にはテンホールズ・ハーモニカがおすすめ!】クロマチック・ハーモニカや複音ハーモニカもあり【おすすめ機種やセール情報も!】

管楽器
コロナウイルスの影響で在庫切れが頻発していましたが、現在は在庫が復活しています。生産活動も徐々に復活しているということですね。

ハーモニカという楽器は皆さんご存知ですよね。

味のある音色で、有名アーティストがギターの弾き語りのときにハーモニカを吹いているイメージです。ギターだけよりも、ブルースハープが加わるとグッと音楽に厚みが出ます。

ロックなどの激しい曲調の音楽でもハーモニカが良く使われます。

アーティストがハーモニカを吹いている映像を見たときに「あれっ?小学校で習ったハーモニカとなんか違う??」と思ったことはないでしょうか。

音色は使用しているハーモニカの品質が違うのかもしれませんが、形もなんか違う気がしませんか?

小学校で習ったものは教育ハーモニカと呼ばれ、子供でも扱いやすくなっています。学校によって横1列や横2列など仕様が異なります。

歌手が弾き語りなどで吹いているハーモニカは、穴が横1列に並んでいる通称「ブルース・ハープ」と呼ばれるものです。ブルース・ハープは商品名なので、正式にはテンホールズ・ダイアトニック・ハーモニカまたはテンホールズ・ハーモニカと呼びます。

最もメジャーなテンホールズ・ハーモニカを中心に、ハーモニカの種類とそれらの特徴を紹介します。

ハーモニカの種類と違い

ハーモニカは主に3種類があります。

  • ダイアトニック・ハーモニカ(テンホールズ・ハーモニカ/ブルース・ハープ)
  • クロマチック・ハーモニカ
  • 複音ハーモニカ

ダイアトニック・ハーモニカ (テンホールズ・ハーモニカ/ブルース・ハープ)

全音階(ダイアトニック・スケール)のハーモニカのことをダイアトニック・ハーモニカと呼びます。全音階なので、半音階(♭や♯)を吹くことはできません。

最もポピュラーなハーモニカです。

1820年代にドイツで発明され製造が始まったハーモニカで、ミュージシャンが弾き語りなどでよく吹いている「テンホールズ・ハーモニカ/ブルース・ハープ」や小学校で習った教育用ハーモニカがダイアトニック・ハーモニカです。

現在、小学校ではハーモニカの授業が廃止され、ピアニカなどの鍵盤ハーモニカに代わっています。この記事ではダイアトニック・ハーモニカの中で最も需要の高いテンホールズ・ハーモニカに絞って紹介します。

テンホールズの名の通り10個の穴が特徴

ダイアトニック・ハーモニカで有名なのは、テンホールズ・ハーモニカです。教育用ハーモニカを除いて、一般人が目にするハーモニカの多くがテンホールズ・ハーモニカです。

テンホールズと名前がついている通り、ハーモニカに10個の穴の吹き口が横一列についています。

ダイアトニック・ハーモニカに関わらず全ての種類のハーモニカは「吹いたとき」と「吸ったとき」に異なる音を出します。

テンホールズ・ハーモニカは10個の穴なので、単純計算だと20種類の音階を奏でることができます。(特別な奏法で、さらに異なる音階を奏でることもできます)

20種類しか音階を表現できないので、ピアノのように全ての音階を割り当ててしまうとオクターブがとても狭くなります。そのため、テンホールズ・ハーモニカでは3オクターブの音階を下の表のようにばらけて配置しています。下の表はC調の配置です。

テンホールズ・ハーモニカの音配列の例(C調)
12345678910
吹音CEGCEGCEGC
吸音DGBDFABDFA

この音配列は、適当に音階を抜いている訳ではありません。左右の隣同士の音を同時に奏でると和音になるように工夫されています。口を大きくガバッと咥えて適当に吹くと、それなりの和音を奏でます。

教育用ハーモニカも同じダイアトニック・ハーモニカですが、穴が15個や22個のものが多く、音階配列がドレミ順になっています。音階は分かりやすいのですが、和音を奏でるようには作られていません。

 

また、全音階なので、半音を奏でることができません。そのため、キー(調)ごとに異なる音階を割り当てたハーモニカを用意する必要があります。

ベンド奏法って何?

テンホールズ・ハーモニカは「全音階なので、半音を奏でることができません」と紹介しましたが、特別な奏法をすると半音階を出すことができます。

ベンド奏法(ベンディング)です。

ベンド奏法とは、口や舌の形状を変化させながら隣同士の穴を同時に強く吸う奏法のことです。ベンド奏法をすると高いほうの音階の1音または半音下の音階を奏でることができます。

ベンド奏法は、特別な吹き(吸い)方でハーモニカ内部のリードに異常振動を起こさせて中間の音階を奏でるので、かなり難しい奏法です。

異常振動なのでリードの消耗が激しいとも言われています。ベンド奏法を多用する人にとっては、ハーモニカは消耗品の扱いのようです。

楽器が消耗品?と思うかもしれませんが、楽器の中でもハーモニカはとても安価です。

本家ホーナー社のブルースハープでも3,000円~4,000円ほどです。

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日本メーカーのトンボ、スズキでも2,000円~3,000円ほどです。コロナウイルスの影響で生産できていないのか、外出自粛で人気沸騰なのか分かりませんが、現在、Amazon直販だと在庫がないようです。(直販でないマーケットプレースでは在庫がありますが、若干価格が上がります)

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海外メーカーなら1,000円台や1,000円以下と激安です。完全に消耗品の価格ですね(笑)。音色やピッチはそれなりのようです。

 

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クロマチック・ハーモニカ

ダイアトニック・ハーモニカに対し、クロマチック(クロマティック)スケール(半音階)を奏でることのできるハーモニカがクロマチック・ハーモニカです。

ピアノなど他の楽器と同様にド#などの半音階(派生音)を奏でることができます。

派生音と幹音(ドレミファソラシド)とが上下に配列された「上下式」と、上の画像のようにスライドレバーを押す事によって派生音を演奏できる「スライド式」があります。

出典:スズキ社のクロマチック・ハーモニカの解説ページより

 

主流はスライド式ですが、機構が複雑で、演奏にも高度なテクニックが必要なようです。

機構が複雑なことから、かなり高価です。テンホールズ・ハーモニカの10倍以上の価格で、10万円以上のモデルもたくさんあります。初心者が手を出すのは難しいかもしれませんね。

 

見た目もテンホールズ・ハーモニカはジーンズの後ろポケットに突っ込むとロックでオシャレな感じですが、クロマチック・ハーモニカはオーケストラのような高級感があって管楽器に近い印象です。

10ホールズと違い、価格自体はぐっと上がります。4万円台後半です。

 

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複音ハーモニカ

今まで紹介したハーモニカは1枚のリードで音を奏でますが、「複音ハーモニカ」は、1つの音に2枚のリードを使用する事により、独特の美しい音色を出せるようにしたハーモニカです。

微妙に調律をずらした同じ音が上下2列に並んでおり、上下の穴を同時に吹く事で、「うなり」を発生させ、ビブラートがかかったような美しい音色を出すことができます。

他のハーモニカには真似できない、郷愁を誘う音色が特徴です。

吹く音と吸う音は交互に並んでいます。

21穴の複音ハーモニカの音配列の例(C調)
010203040506070809101112131415161718192021
吹音CEGCEGCEGC
吸音DFABDFABDFA

クロマチック・ハーモニカもテンホールズ・ハーモニカと同様に全音階しか奏でることができないので、キー(調)ごとにハーモニカを用意する必要があります。

複音ハーモニカは2枚リードですが、クロマチック・ハーモニカほど複雑な構造をしていません。そのため、テンホールズ・ハーモニカよりは若干高価ですが、比較的安価です。

日本メーカーのトンボ、スズキでもエントリーモデルだと3,000円~5,000円ほどです。こちらもコロナウイルスの影響か現在、Amazon直販だと在庫が少ないようです。(直販でないマーケットプレースでは在庫がありますが、若干価格が上がります)

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まとめ

以上、テンホールズ・ハーモニカを中心にハーモニカの種類と特徴を紹介しました。

趣味としてハーモニカを始めたい方は、最もポピュラーなテンホールズ・ハーモニカをおすすめします。

初心者はC調の1本から

本来は曲のキー(調)ごとに揃える必要がありますが、一人で練習するだけであれば、C調のみの1種類で始めても楽しめます。初心者向けの練習本もC調で始めること前提で書かれています。3000円台です。

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Amazon直販は在庫がないかもしれないので、同様のトンボの入門セットも紹介しておきます。解説CDがついて6000円台です。

 

練習教材なら、全日本FIHハーモニカ大会 優勝の先生が教えてくれる【ハーモニカ上達革命】という教材があります。DVDつきなので、実際の吹き方を映像で確認しながら練習できます。

ハーモニカ上達革命の詳細はこちら

セッションには全キーが必要

練習の成果が出て、他の人達とバンドを組んでセッションするときに、使用する曲のキーのハーモニカを揃えていけば良いと思います。

どうしても最初から揃えたい人は安いセットものがあります。6,000円台です。

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日本メーカーのスズキのセットはそれなりの価格になります。約25,000円です。

近所迷惑を気にする人はサイレンサーがオススメ!

自宅での練習だと、ご近所への騒音が気になる方は、サイレンサーがあります。音量を80%低減してくれるようです。

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他の楽器でも近所迷惑ならないものがありますよ。

Amazonの特設ページ

ちょっと、在庫切れが多すぎるので、在庫はそこそこ復活したのですが、念のためAmazonの各メーカーの特設ページを紹介しておきます。この中から選んでください。(在庫切れはかなり解消しました)

ホナー
トンボ
スズキ

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